美味しいカクテルのレシピが、公表されない理由とは?
美味しいカクテルレシピを公表しない理由
ちょっと、語弊があるかもしれません。なかには、カクテルレシピ通りに作成しても、それなりに美味しいカクテルもあります。ですが、大半は、カクテルレシピ通りでは、美味しいカクテルはできません。
では、なぜ、美味しいカクテルレシピを公表しないのか?ちょっと、ややこしい事情があります。
美味しいカクテルを、広めたいと思えば、そのカクテルレシピを公表します。でも、5ml、10ml・・・といった数字なら、分かりやすいですが、12ml、18mlといった数字では、レシピを見るのも、嫌になりますよね。ですから、必然的に、5で割り切れるような数字や、分かりやすい分数表記になります。
作る能力で、カクテルレシピの扱いが変わる
また、カクテルレシピを見て、同じ分量を量って、カクテルを作ったとします。その場合でも、プロのバーテンダーが作ったのと、初心者が作ったのでは、まるで、味が違います。
カクテル作りの能力によっても、カクテルレシピの生かし方が、変わってくるという事です。
ですから、そもそも、カクテルレシピを見れば、カクテルが作れる!と思うこと自体が、誤りなのです。この点を、勘違いして、カクテルの学習を始めるから、まずは、カクテルレシピの暗記!と、思ってしまう人が、多い事になるのです。この部分の誤解をなくさない限り、美味しいカクテルを作る能力は、永遠に、進歩しませんね。
カクテルレシピだけで、美味しいカクテルは作れない
ちょっと、、話がそれてしまいましたが、美味しいカクテルレシピを公表しないのではなく、カクテルレシピだけで、美味しいカクテルを作ることが、無理なのです。
要するに、扱う人次第!
それでも、カクテルレシピは、必要です。美味しいカクテルを広めようと思ったときに、一つの指標になるものとして公表できますから。本日も、まず、カクテルレシピありき!ではないと、繰り返しのお話で、辟易かもしれませんが・・・お許し下さい。
では、また・・・・。