バーテンダーに向いているか、どうか?
弊店BARでの採用基準
●いきなりですが、店での採用の話から始めます。
面接の時に、どういう基準で、選んでいるのか?
これは、その店によって、違うと思います。
その時によって、欲しい人材も違うでしょうし・・・
●ただ、私の場合は、一貫しています。
重要な要素は、直感。
こういうと、いい加減な・・・そう思われるかもしれません。
でも、ほぼ、その直感で、うまくいっています。
根拠はありませんが、人材を見分けることは、これしかないのでは?
●もちろん、その人に、技能があるか、ないか?を、見なければならない場合もあるでしょう。
それでも、私の個人的な意見としては、中途半端な技能なら、ゼロの方がいいと思っています。
変なクセをつけて、来られるよりは、未経験の方が、育てやすいです。
その人に、あった教え方も、できますし・・・
人が好きなら、あとは自分次第
●人には、進歩するにも、さまざまなパターンがあります。
何でも、器用に、すぐ身につけるけれども、その分、応用がきかないタイプ。
覚えは悪くても、じっくりと、育っていくタイプ。
どこかに、必ず、その人にしかない能力が、あるものです。
それを、引き出せるか、どうか?は、私次第。
結局、自分の責任です。
だからこそ、自分の中の感性で、採用を決めています。
●もちろん、バーテンダーという職業に、向いているか、どうか?も、きちんと見てます。
もともと、人と話をすることができないのでは、話になりません。
話下手でも、人が好きなら、大丈夫。
流暢に話す事ができても、言葉に重みがなければ、意味がありません。
ちょっとした、ひと言に、その人の、想いの深さがにじみ出る会話のできるタイプの人もいます。
●・・・何だか、少し、今回のテーマからそれましたが・・・
バーテンダーに向いているか、どうか?
それは、自分自身が、決める事。
自分が、なりたい!と、強く思えば、なれます。
そして、どういうレベルのバーテンダーを、目指すのか?
それによって、必要とされる能力も、変わってきますね。