カクテル作り、味覚状態を把握する必要性とは?
タバコは、味覚を狂わせる。
最近は、本当に、めっきり、少なくなりました。肩身の狭い思いをなさる方も多く、ちょっぴり、気の毒なような気もします。
喫煙者の方のこと。私は、もう、十数年前に、禁煙したのですが、吸っていた時期もあります。
ですから、あまり大きな声では言えませんが、できれば、タバコは、吸わない方がいいですね~。特に、微妙な味覚を見極めるには、タバコは、百害としか言いようがありません。
もちろん、タバコを吸っていらっしゃるお客様の味覚にあわせるのだ!と、変ないいわけも可能ですが・・・(苦笑)
味覚を狂わせる、さまざまな要因
それと、カクテルやウイスキーなど、お酒の味を見極める時には、その直前に、甘いものを食べたりしないこと。甘いものを食べると、しばらく、味覚が、正常に働かなくなるのです。もちろん、甘いものに限らず、極端に、味の濃いものや刺激物も、味覚を狂わせます。
こうした事を理解したうえで、お客様に、カクテルを提供しなければなりません。当然、お客様が、バーにいらっしゃる直前に、何を召し上がられたか?あるいは、カクテルを提供する順番も、考慮しなければなりません。
味覚の推移を、想像しながら、カクテルを提供していかなければならないのです。お客様によって、カクテルの味を調整しなければならない理由のひとつですね。