カクテルが、美味しいと感じない理由を探せ
お酒やカクテルの作り方の基礎学習が重要
●カクテルを学ぶには、まず、お酒やカクテルの作り方の基礎学習をしなければなりません。
体系的に、基礎から学ぶ必要性は、何度もお話している通りです。
●単に、カクテルレシピを見て、作るだけでは、いつまでたっても、進歩しません。
体系的な学びも踏まえて、その上で、さまざまなカクテルレシピを参考にして、カクテルを作ります。
●作ったカクテルの味を、慎重に、吟味していくことも、必要です。
美味しいと感じない、最大の理由は、何か?
何が足らないのか?
あるいは、このカクテルを改良するとしたら、その材料の分量を変えるのか?
さらに、材料を追加するとしたら、何を、加えるのか?
こうした事を考えながら、カクテルレシピと対話をしていかなければなりません。
●その時に、お酒やカクテルの作り方の知識・技術がなくては、考えようがありません。
繰り返しになりますが、だからこそ、体系的な学習が、必要なのです。
そうはいっても、例えば、ウォッカやラムの定義や歴史を、どのようにカクテル作りに生かせばよいのか?分かったようで、分からないものでしょう。
バーテンダーは、俯瞰してみる能力を養う
●初心者には、俯瞰して見る能力が足りません。
その能力を発揮できるまで、長い期間、コツコツと学んでいかなければならない時期があります。
いつになったら、そうなれるのか?
学びの時期は、つらく苦しいものです。
学んでいることの意味も、よくわからないはずですから・・・
●でも、無駄になる知識・技術は、ありません。
生かし切れていないとしたら、それは、学びが、まだまだ足りないということ。
まさに、中途半端。
●私でさえ、まだまだ、学び足りないと思うことが、たくさんあります。
学びは、一生、続くものです。
完璧!と、思った瞬間から、衰退していくものだと、思っています。
ですから、初心者の方は、あきらめずに、長期戦で!
その学びは、きっと、役に立ちます!!