お客様に提供するカクテルの点数
カクテルの点数をつけること自体、未熟です。
●自分自身で、カクテルを作ってお客様に提供する度に、自分で点数をつけていた時代があります。
まだ、若かりし頃、自分の中で、納得できないカクテルは、作っても捨てていました。
いかに、腕が、未熟だったか!という話ですが・・・(苦笑)
●最低でも、90点以上でないと、お客様には、提供できない。
もちろん、100点を超えるぐらいを目指して作るのですが、
時間との競争もあり、当時、妥協の産物となって、90点となる場合が、あったわけです。(情けない話です)
●定番のカクテルであれば、常に、100点が作れるようにならなければなりません。
でも、その場で、臨機応変に対処する創作カクテルでは、
思うような味を、表現できず、90点に、ぎりぎり!
お客様に、価値を提供できているか、どうか?
それも考えますが、当時は、自分自身に対する嫌悪感に、なってしまいます。
●もっと、腕を磨かなければ!と、焦る気持ちはあっても、なかなか、すぐに、結果はでないもの。
今なら、結果を待つ余裕もあるのですが・・・
若かったんですね~。
何事も、少しずつ進歩するもの。
●また、表現を変えるなら、少しずつしか進歩しないものだからこそ、価値がある!ということ。
誰でも、カンタンに、すぐに、できるものには、それほど価値はありません。
分かっていても、若い時は、難しいことでしょう。
何事も、一歩ずつ。
そうすれば、100点以上のカクテルを、常に提供する事が、当たり前になってきます。
提供できなくても、それが、進歩だと、とらえることができるようになるわけで、必ず、そのカクテルは100点で作れるようになります。
お客様には、100点となるサービスを提供できるまで、粘ればいいだけ。
今の私も、相変わらず、歩みは遅いかもしれませんが、一歩ずつ、進んでいます。