バーテンダーは、アルコールを飲まないのが基本
バーテンダーは、アルコールに強いのか?
●さて、まず、バーテンダーが、全員、アルコールに強いか?
そんな事は、ありません。
なかには、ほとんど、飲めないバーテンダーだっています。
●アルコールが強いか、どうか?は、関係ありません。
カクテルやモルトなど、試飲は、必要ですが、試飲の場合、飲みきりませんし・・・
舌で味わうだけで、口から出すのが、基本ですから、飲めなくても大丈夫。
まあ、アルコールのにおいをかいだだけでも、ダウンしてしまうようでは、ちょっと難しいでしょう。
でも、そういう方は、まず、バーテンダーになりたい!とは、思われないでしょう。
●バーテンダー=酒好き、というわけでは、ありません。
この職業に、最も必要なのは、人を喜ばせる事が好きか、どうか?
バーという空間の雰囲気が好きで、自分の個性を発揮できる空間を創りたい!とか、
人の喜ぶ顔が好きで、人の心を癒してあげる事に、喜びを感じる人。
そんな人が、バーテンダーに、むいています。
バーテンダーは、飲まないのが基本。
●酒に囲まれて、好きなお酒を飲みながら・・・楽な職業!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、実際、先日も、お話しましたが、私は、数十年、営業中に、お酒を飲んだことは、ほとんどありません。
仕事中に、お酒を飲むのは、変だと思われませんか?
昼の職業で、仕事中に、お酒を飲む人がいるでしょうか?
●夜も、同じです。
あくまで、仕事です。
アルコールで、酔った状態で、仕事ができるわけがありません。
バーテンダーは、徹底して、サービスを心掛ける職業です。
お酒に酔うなど、もってのほかです。
●但し、ここで、誤解して欲しくない事があります。
それは、お酒を飲みながら、接客をする形態の、夜のお店のことです。
長くなりそうですので、この話は、また、別の記事で・・・