誰から学ぶか?バーテンダーの見極め
初級レベルを学ぶなら、10年以上の経験者から
●カクテル作りには、さまざまな知識・技術が必要です。
現場経験のあるバーテンダーしか知らない事も、たくさんあります。
机上の空論のようなネット上のカクテルレシピでは、話になりません。
●少なくとも、バーテンダーとして、現場経験が10年以上は必要。
10年ぐらいあれば、ある程度、人に教える知識・技術も、そなわってくるでしょう。
それ以下だと、自分自身の成長で、精一杯。
人マネだけで終了していたり、経営で精一杯だったり・・・
●もちろん、最初は、まねることから始まります。
まねることもせず、独自の方法で、見よう見まねで始めていると、無駄な10年になってしまいます。
当然、後輩に教えるべき知識・技術も、確立できていません。
●本来は、まねて、教わって、それを自分のものにするのに、数年間。
そこから、自分独自の工夫を加えたり、探求していくのに数年間。
さらに、人に教える=伝える工夫をするのに、数年間。
そうして、初めて、一人前の初級レベル。
つまり、10年は、あくまで、初級レベル!!
●ただ、カクテルが作れるだけでは、成長はありません。
自分なりの解釈を加える事ができるようになること。
そして、人に伝える段階で、さらに、自分自身に磨きがかかります。
よく言われるように、インプットと、アウトプットのバランス。
ここが、できるようになって、成長に、加速がついてくるように思います。
●ですから、もし、誰か、プロのバーテンダーから、学ぼうと思っていらっしゃるなら、この条件で、探してみて下さい。
最低でも、10年以上は、現場で経験をつんでいるか?
学校などで習ったままや、人マネではなく、自分の解釈を確立しているか?
そのバーテンダーは、人に、上手に教える技術を会得しているか?
●こうした点を、見定めてから、習いましょう。
もちろん、趣味で、ちょっと作ってみたい方は、ココまで、条件をつける必要は、ありません。
バー開業やバー経営を学ぶなら、最低20年以上
●ただし、バー開業やバー経営を目指されるのであれば、わずか10年の経験しかないバーテンダーでは、話になりません。
最低でも「20年以上のバー経営経験」のある人から、学びましょう。
10年程度の現場経験では、「初級レベル」なのです。
まだまだ、よちよち歩きの「赤ん坊」
20年以上、バー経営を続けようと思うと、やはり、数段上のレベルまで、成長をしないと、無理なのです。
そして、この20年以上という期間に、さまざまな荒波を乗り越えた経験があればこそ、これから、バー開業を目指される方に伝えられるものがあるのです。
誰から教わるか?は、非常に、重要な問題です。
続けることが、バー経営の本質。
わずか20年さえ続ける事ができない人に学んでも、ムダだという事ですね。