バー開業バイブル、初級編・第7章・第2節
カクテルレシピの読み方で、つまずくな!
ここでは、カクテルレシピの表記の読み方を解説しています。
ml とか、分数表記が出てきた時点で、拒否反応をおこす方もあるかもしれませんが、大丈夫。
難しいものでは、ありませんし、もしかしたら、レシピの分量表記を読めなくても、あなたには、天性の分量配分の能力があるかもしれません??
目指すのは、美味しいカクテルを作る事。
ですから、レシピの表記の記号や、分量の表記の、さまざまな単位などを解説した本で、それを理解しなくても、問題ありません。
ただ、どのような表記がしてあるのか?
最低限、一応、1度ぐらいは聞いておいた方がいいと思う事を、お話しています。
要するに、作ったカクテルの分量が、そのカクテルを注ぐグラスの分量にあえばいいだけ。
実に、シンプルで、簡単な事です。
それから、ちょっと余談ですが・・・
たまに、カクテルグラスに、ぴったり、ギリギリまで、注いで、その分量の合わせ方を絶賛する場合があったりしますが、どうなんでしょう?
それって、グラスに、なみなみと注がれたものを、口まで運んで飲むときに、こぼしてしまいそうですよね。
お客様のことを考えたら、私は、ナンセンスだと思いますし、実際、分量を合わせればいいだけの事ですから、誰でもできる技術で、パフォーマンスの価値もないことです。
それから、5つぐらいのカクテルグラスに分量ぴったりに注ぐのも、別段、大した技術ではありません。
もともと、5つ分の分量を入れているわけですから・・・
話が、また、いつものようにそれてしまいましたが、カクテルレシピの分量表記で、一応、知っておいた方がいいことを、ここでは、解説しています。
理屈を理解すれば、例え、それが、さまざまな外国語で書いてあったとしても、その表記記号が分からなくても、読み取れるようになります。
美味しいカクテルを作ることが目的で、表記を正確に読み取る解説者になるのが目的ではありません。
それを目的にされているのであれば、別ですが・・・
本質を理解することを忘れないようにしましょう。