バー開業バイブル、初級編・第7章・第1節
カクテルレシピの暗記は必要か?
ついに、DVD教材の2枚目に突入!
少しずつ、プロ向けの解説が増えていきます。
とはいっても、初心者の方には、その解説が、どれほど、凄いことなのか??
誰にも教えてもらえない事や、教わるまでに数年かかることなど全く、分からないわけですし、
アマチュア・バーテンダーの方に見てもらっても、おそらく、その真の意味には、気付かれないでしょう。
それでも、あえていうなら全く、知識・技術のない初心者の方の方が有利です。
変な、知識や技術がない方が良いのです。
おそらく、誰かから、教わった知識・技術を、それこそが、真実と信じて疑わない人たちでは、いくら、本当のことをお話ししても分かって頂けないもの。
ですから、この「レシピの暗記は必要か?」というタイトル。
このタイトルだけ見ても、意義・反論を唱える方も多いはず。
物事の本質を理解するには、やはり時間がかかります。
そして、自分の信じているものしか人間は見ようとしません。
別の角度から、物事を見る訓練をしていないと、いつのまにか、自分特有の見方で、物事を見たり、判断するようになるのです。
これは、私自身にも言える事で、特に、私は、自分なりの強烈な考え方を持っているため
できるかぎり、柔軟に、頭を柔らかく、物事に接しなければ!と、努力しています。
話が、随分、横道にそれましたが、カクテルレシピの暗記は、正直、ある程度は必要です。
ですが、何百・何千と、覚えこむこと自体には何の価値もありませんし、技術の向上につながりません。
それよりも、カクテルでは、もっと大事なことがあります。
このカクテルレシピの暗記については、以前にも、このブログで、随分、お話ししています。
えー、いつ頃書いたか?自分でも探さないといけないので、いつか、また、過去記事にリンクを貼ることにしましょう。
いつのことになるかは、わかりません。
最後に、もうひとつ。
過去記事を思い出しながら、そういえば、最後に、こんな事を書いたと記憶しています。
カクテルレシピを覚えなくてもよい!と、ホッとした方。
それは、間違いです。
私自身、まだ20代前半で、記憶力の良かった頃、完璧に、500種類のカクテルレシピを覚えた事があります。
カクテルレシピを覚える事では、本当の意味で、カクテル作りの能力はあがりませんでしたし、レシピ通りに作っても、美味しくありませんでした。
なぜなら、カクテルレシピに頼った作り方しかできないからです。
ただ、このカクテルレシピを覚えた事自体は、無駄にはなっていません。
覚える過程で、お酒やカクテルの知識が、自然に頭に入り、
以後、本などを見なくても、頭に知識が入っているので、オリジナルカクテルを作ったり、作り方を工夫するのに役立っています。
カクテルレシピを覚えるという面倒な作業を、単に避けたいだけの人は、知識も技術も向上しません。
私が、この教材でお話ししているのは、単に、覚えるのが無駄といっているのです。
そして、覚え方にもコツがあるのです。
最初から、このコツを、私自身が知っていたらあれほど、苦労する事もなかったのに・・・と思います。
単なる暗記は、役にたちませんが、私の話す方法であれば、500ぐらいカンタンだ!ということです。
さて、その方法は・・・・・
さすがに、ここでは、お話できません。
教材を購入して頂いた方に申し訳ありませんので・・・
そして、その方法を理解できるのは、全11巻のDVDをご覧頂いて、全体を俯瞰する事で分かるようになります。