バー開業バイブル、上級編・第51章・第1節
「シングルモルト・ウイスキー」のテイスティングについて
さて、テイスティング・ノートを公開しているようなサイトもあり、初心者には、その表現方法自体が、難解に思えるはずです。
この部分を、できる限りカンタンに攻略できるよう、お話しています。
たかが、ウイスキーの味わいを解説するだけと思われませんように。
実に、多彩な表現方法があり、自然に身につく部分もありますが、最初は、やはり、一定の法則を覚えたほうが、習得が早くなります。
こうした基礎的法則を覚えることで、あとは、経験年数とともに、その表現方法も深みを増してくる事でしょう。
正直、日本人は、こうした表現が苦手な方が多いと思います。
この教材は、バーを開業する事が目的ですからできる限り、カンタンに、プラス、短期間で習得できるように解説しているのです。
ただ「シングル・モルト・ウイスキー」を楽しめればいい!というのとは違います。
ですから、ここでお話する方法は、一般の書籍など「シングル・モルト・ウイスキー」の解説書とは、根本的に違うものです。
味わい自体は、実際に召し上がって頂く以外、方法はありませんが、
実際に召し上がっても、経験年数の浅いうちは、召し上がった「シングル・モルト・ウイスキー」の絶対量自体が少ないわけで、
どのように表現をし、どのように習得していけばよいのか?
また、バーで、どのように扱うべきか?分からないはず。
そこを解決する方法を、提示しているわけです。