バー開業バイブル、上級編・第44章・第4節
「清酒=日本酒」について
「焼酎」ブーム以来、苦戦中の日本酒。
ひと昔前は、日本酒の蔵といえば、名家というイメージだったはず。
焼酎の蔵元に対するそれとは、大きな差がありました。
それが、こうも逆転するとは、誰も想像しなかったように思います。
ここ数年、新たな試みを始める蔵元が増え、その活動にも、脚光が当たるようになってきました。
何事も、ピンチや窮地に立って、革新や創造が起きるのでしょう。
常日頃から、チャレンジ精神を忘れないように心がけているつもりでも、安定してくると、ぬるま湯につかっているのが、心地よくなり、わざわざ、新たな試みをしなくなってくるものです。
特に、頭の中だけで、その試みのシュミレーションをし、終了してしまう事も、多くなるものです。
何事も、やってみなければ分からない部分があるもの。
もちろん、ある程度、予測できる部分があるのも事実です。
それでも、チャレンジすること自体に意味があるように思っています。
誰に言っても、賛成してもらえるような事であれば、それは、誰でも思いつく事で、試すというより当たり前の事をしているだけの事で、それは、チャレンジとは言わないでしょう。
特に、私の場合、これまでの経験でいえば、誰に言っても、相手にもされないような試みの方が、その後、さまざまな事に役立つ経験だったように思います。
さて、日本酒の話をするつもりが、いつも通り、随分、脱線してしまいました。
日本酒にも、さまざまな種類があります。
本醸造酒、純米酒、吟醸酒、純米吟醸酒・・・・・
こういった種類についても、一応、きちんと把握しておきましょう。