バー開業バイブル、上級編・第42章・第6節
「ジャパニーズ・ウイスキー」について
日本のウイスキーについてです。
日本のウイスキーも、世界的に有名なんです。
何といっても、某メーカーのある方の貢献が大きかったですね。
以前にも、お話した事ですが、このメーカーのおかげで、ウイスキーブームが再燃しそうな気配です。
焼酎ブームで、すっかり影の薄くなったウイスキー。
それでも、ウイスキーの歴史からは、学ぶ事が多く、ある九州の焼酎メーカーでは、ウイスキーの熟成を、焼酎に取り入れる事を研究中とか?
オーク樽で熟成させた焼酎は、いったい、どんな味わいがするんでしょうね。
日本の気候条件、特に温暖化の進んだ現代では、九州ではなく、熟成させる地域を考える必要があるかもしれませんが・・・?
今後、さまざまな期待のできる「日本のウイスキー」
これから、その真価が問われる時代となります。
なぜなら、ウイスキーには、先ほどもお話したように、熟成という過程が、必須だからです。
そして、熟成年が古いウイスキーを活用できる時代が、日本のウイスキーにも、ようやくきたわけです。
最近発売される日本の高級ウイスキーをみていれば、明らかな事です。
実に、恵まれた環境にいる、日本人。
その味わいを楽しむ事ができる環境にいて、その価値がわからないのは、悲しい事。
バーに関係される職業についているのであれば、さらに、バー開業をなさるのであれば、ウイスキーについては、しっかりと、学んで頂きたいと思います。
どうしても、カクテル作りの技術・・・シェークやステアといったものや、派手なパフォーマンスに、目を奪われて、書籍などでの学習を、おろそかにしがちですが、ウイスキーについては、一度、体系的に学習しておくことが必要です。
この教材では、どのように解説すれば、最も分かりやすいか!
きちんと考えて、順序よく解説していますので、この上級編のウイスキーに関するところを、何度か、視聴して頂ければ、あいまいだった部分をきちんと理解できるようになります。