バー開業バイブル、中級編・第37章・第5節
余談・・「高級ワイン」
ときどき、登場する余談。
まあ、これまで、この教材をご覧頂いた方からの感想では、結構、この余談がためになる!というご意見も多く、嬉しい限りです。
ただ、今回の余談は、当然、知っておくべき事でして・・・余談という、題名が、誤りだった気もします。
誰もが、一度ぐらいは、聞いた事のある「ロマネ・コンティ」など高級ワインについて、解説しています。
なぜ、高級なのか?
その名前の由来は?
など知っておくべき事のように思います。
おそらく、ワインに興味のある方は、一生に一度は、口にしてみたい高級ワイン。
共同購入という形で、入手される方もあるようです。
飲んでしまえば、一瞬で、形の残らないもの。
数十万~数百万のものであれば、形に残るものであれば、さまざまなものが思い浮かぶはず。
それでも、一瞬の、形の残らないものだからこそ価値がある。
価値観を計る、指標のひとつかもしれませんね。
さて、あなたの価値観は、どうでしょう?
百万円あったら、ワインを買いますか?
それとも・・・。
これは、百万円の価値が、どの程度かという質問になりますので、正しい質問の方法ではありませんね。
では、もし、ワインが、月収の3倍だったら、どうでしょう?
一瞬で消えるものに、あなたは、お金を払えますか?
経験というものに、使えるかどうかです。
それも、なかなか人が経験できないものに!
こういうと、おそらく、考え方が、少し変わってこられたのでは。
人間、考え方で、随分、行動が変わります。
そのものの価値の本質を、正確に、見抜ける価値観を養いたいですね。