バー開業バイブル、中級編・第26章・第2節
シェーク上達へのポイント
さらに、もっと、こだわる方のために、シェーキングの上で、プロは、腕や関節の使い方が、どのように違うのか?じっくりと解説をしています。
映像で、じっくりと、何度もご覧頂く事で、その違いをご理解頂けるはずです。
それでも、自分で、同じように、すぐにできるようになるかといえば、それは無理です。
何度も、練習を繰り返し、自分なりのシェーキング方法についても考えながら、
もちろん、シェーク本来の意味を逸脱することなく、独創性を追及し、
そして、ここで、解説している関節の使い方なども、取り入れながら、長い年月をかけて、シェーキングは、マスターしていくものなのです。
たかだか、数年の経歴で、完成したと思うのは、本当におこがましい事だと思います。
その数年の間に、やはり、シェーキング方法について、成長があるはずです。
全く違うシェーキングになっているかもしれません。
こだわり始めると、キリがない程、技術というのは、磨く方法があるものです。
ただ、実際には、バーを経営し始めると、技術者としてだけでなく、経営者としての知識・技術も磨いていかなければなりませんので、時間がいくらあっても足らないほど、忙しくなるのは間違いありません。
そんな中で、シェークの技術も磨いていくわけですから、数年など、あっという間に過ぎてしまいます。
もちろん、経営ではなく、バーに勤務するバーテンダーという立場にいらっしゃる方もあるでしょう。
そうであるなら、たっぷりと、時間もあるはず!と思われた方、
とんでもない!
バーテンダーであったとしても、お客様に対する接客・サービスの能力をどのように向上させるか?
ただ、単に、お酒やカクテルの知識・技術だけでなく、さまざまな知識・技術を吸収し、あらゆる話題に対応でき、かつ、独創性あふれる接客も習得しなければなりません。
単なるカクテルを作る職人では、意味がないのです。
端的に言えば、「人間力」を磨く!
これも、数年でなしえるものではなく、一生続くものです。
ですから、そんな中で、独自のシェーキングを磨いていくわけですから、数年など、あっという間に、過ぎてしまうのです。
こうして考えると、学び始めるのは、一日でも早いほうがよく、また、無駄な学びをなくし、いかに、効率よく学ぶ時間を作るか!といった事を考えられるはずなのです。
おこがましい事ですが、その時に、少しでもお役に立てればと思い作成したのが、
弊店の、この「バー開業バイブル 」という教材なのです。
より大勢の方のお役に立てる事を、心より、願っております。