バー開業バイブル、中級編・第26章・第1節
シェークのステップアップ
さて、「シェーク」
初級編で、シェークの基礎を、ご覧頂いた方は、すでに、その意味を理解され
シェーキングも、意味のある振り方が、できるようになっていらっしゃるはずです。
そして、さらに、その意味を考えた上で、よりカクテルの味わいを増し!
より、シェーキングを、ステップアップするための方法を、お話しています。
シェークは、カクテルに興味のある方であれば、誰もが、一度は、やってみたいもの。
そして、できれば、バーテンダーのように、独特の腕の振り方を身につけたいと思われるのでは?
実は、バーテンダーのシェーキングも、ひとぞれぞれ、さまざまな振り方があります。
きっと、微妙な差を考えれば、全く同じ振り方をしている人はいない!といっても過言ではないと、思います。
だからこそ、シェーキングについて、教えていくのが難しい!
逆に言えば、習得するのが、難しい!と思われているところがあるように思います。
しかし、また、いつもの事ですが、その意味を考えれば、自ずと、シェークはできるようになります。
だからこそ、シェークの意味を、初級編で、最初に、お話したのです。
変なクセが身につく前に、その意味を理解した振り方を、最初にマスターして頂きたかったのです。
そして、初級編で、その意味を理解した振り方ができるようになった上で、この中級編をご覧頂き、
今度は、どのように、自分独自の振り方を習得していけばよいか?そのための、練習方法をお話しています。
この節で、このようなシェークの方法を、お話している事にも、意味があるのです。
ただ、バーで見てきたバーテンダーのシェーキング方法を真似ることには全く、意味がありません。
変なクセがついて、美味しいカクテルが作れなくなるだけです。
ここでは、そうではなく、シェークの意味を理解し、さらに、独自のシェーキングを磨いていく時に、参考になる方法を、解説しているのです。
この節の解説をご覧頂いた上で、シェーキングを独自に工夫されれば、あなただけの、オリジナルなシェーキングが完成していきます。