バー開業バイブル、中級編・第21章・第2節
「ジン」の種類と、主な銘柄
「ジン」にも、さまざまな種類と、さまざまな銘柄があります。
特に、ここ十数年、本当に、さまざまなものが増えてきたように思います。
昔は、手に入るものも少なく、このカクテルには、この「ジン」!というように、カンタンに決まっていました。
しかし、最近は、やはり、新しい「ジン」でも、ちょっと挑戦してみよう!という事が、多くなりました。
もちろん、カクテルによっては、この「ジン」と、ほぼ銘柄が、決まってくることを、承知の上での事です。
ここでは、定番と呼ばれる昔ながらの「ジン」から、最近、登場したものまで、いくつかの「ジン」を解説しています。
銘柄によって、随分、味わいが違います。
特に、最近、登場したものは、個性的なものが多いように思います。
プラス、ボトル・デザインにも凝ったものが多くなりました。
収集家気分で、集めたくなるようなものが多くあります。
ただ、高級になればなるほど、カクテルにするにしても、本来の「ジン」の味を損ねないものを選択するようになります。
そうでなければ、わざわざ高級な「ジン」を使用する意味がありません。
実際、そのまま、オン・ザ・ロックの方がいいのですが・・・
どのカクテルに、どの「ジン」を使うのか?
そして、その理由は?
こうした事を、考えられるようになるといいですね。