バー開業バイブル、初級編・第16章・第4節
レシピの意味と、このカクテルの応用
カクテルレシピの意味については、すでに、この章の第2節でも、若干説明していますが、あらためて、この節で、わかりやすく解説しています。
そして、それを踏まえたうえで、他のカクテルレシピでは、どのように応用していくべきか、その方法についても、いくつかのカクテルを取り上げ解説しています。
解説書に記載してある「カクテル・レシピの簡易表」をご覧頂ければ、すぐに、いくつかのカクテルが作れるはずです。
また、カクテル・レシピを覚える!というよりも、どのように理解していくかのほうが、大切であるという事も、この節で、ご理解頂けると思います。
何度か、申し上げていますので、繰り返しになりますが、
どういうわけか?カクテルレシピを覚えこむ事や、カクテル名を覚えている事が、優秀なバーテンダーであるかのような誤解があります。
もちろん、ある程度、覚える事も必要ですし、カクテルレシピを、覚えている事自体は、努力の結果ですから、悪いとはいいませんが、
本来は、カクテルの作り方が上達し、カクテルの味自体が、美味しくなる事の方が重要であるにもかかわらず、カクテルレシピの、独り歩きが、まかり通っています。
本末転倒しないよう、是非、ここで、理解して頂きたいのです。