バー開業バイブル、中級編・第37章・第3節
「ワイン」の品種と産地
さて、ブドウの品種や、ワインの産地の基礎を解説しています。
せめて、これぐらいは、押さえておくべきポイント!というところです。
ワイン・バーを開業するのであれば、このレベルでは無理です。
数千種類のワインを、全て試飲し、明確に分類できるレベルとは言いませんが、
ソムリエになるのであれば、それなりに、専門的に学習する必要があります。
ただ、バーを経営するのでも、せめて、基礎は知っておく必要があります。
最近は、素人の方でも、かなり専門的な知識を持っていらっしゃる方も多く、特に、ワインに関しては、その傾向が高いように思います。
日々、さまざまなお酒を提供する側のバーと、ワインだけを、連日、飲み比べていらっしゃるマニアな方とでは、必然的に、試飲した分量では、かなわない場合もあります。
それでも、きちんと対応できる知識は、持っておくべきでしょう。
そうでないなら、最初から、扱わない!と決めるのも、一つの手段であるように思います。
あるいは、取り扱うワインを限定するべきでしょう。
お客様が、その店に求めているものは何なのか?
そのバーの特徴は何なのか?
全ての方の需要に応えるバーなど、不可能です。
自分の創造する空間に必要なお酒は、何なのか?
それを、明確に決める事が必要でしょう。
但し、時代変化に応じて、先読みしながら、かじ取りをしていく事も必要です。
その時に、時代変化に対応できる、知識・技術が必要なのは、言うまでもありません