バー開業バイブル、初級編・第3章・第2節
カクテル作りの技法と、重要なポイント
ここでは、カクテルを作る主要な方法4つを説明しています。
もちろん、その方法の名前を覚えることに意味はありません。それよりも、なぜ、その方法を使うべきなのか?それを理解することが重要です。
この事については、また、それぞれ詳しく解説する節があります。ここでは、とりあえず、どのような方法があるのか?それを、知って頂けるだけでOKです。
美味しいカクテルを作れるようになることが目的です。その前に、さまざまな技法の名前や難しいテクニックを、いきなり習得しようと思うと、無理がきます。ですから、簡単なイメージをつかんで頂くのが先です。
このDISK-1では、第5章、第6章で実際に、カクテルを作って頂きますが、誰が作っても、技術がなくても、美味しく作れるカクテルを取り上げています。
もちろん、ここでしか学べないテクニック・技術を披露しています。目からうろこの裏ワザです。
ですから、ここでは、そのカクテルを作る前に、とりあえずカクテル作りの方法は、4つある!と理解して下さい。そのうちの一つに近い方法で、カクテルを作って頂きますので。
それから、もうひとつ、カクテル作りに必要な大事なポイントをお話ししています。カクテル作りの技法をマスターすることも重要ですが、それよりも、美味しいカクテルを作るために必要なことがあります。
それは、何か?ヒントは、料理を作るときと同じです。この事については、この教材の中で、さらに、詳しく述べていくことになるのですが、まず、何が重要であるかを、知って頂くためにお話ししています。まだ、その意味の重要性に気づかれるのは、さまざまなカクテルを作られるようになってからだとは思いますが・・・
余談ですが、この節を撮影している時点では、私は、この教材が、全45章ぐらいになる予定だとお話ししています。全体像はできていたのですが、まだ、解説すべきかどうか?決めかねていた部分もあったからです。
最終的に、全51章・148節となりましたが、まだまだ、もう少し話したいと思う部分があったのも事実です。ただ、その部分は、マニアックなことですし、バー開業に必要か?といわれると、絶対に必要なことではないので、割愛しました。
結局、カクテルの知識・技術の学習にしても、一生涯続くのが当たり前で、私から学ぶことだけを中心にしたのでは、成長がありません。自分で考えることにこそ意味があります。
ですから、これで、バー開業には、必要十分という内容を選び全45章となったわけです。